大沢温泉 自炊部 拡大地図を表示
気仙沼から、ちょっとお出かけ ということで、岩手県は花巻市、大沢温泉 自炊部にやってまいりました。 気仙沼からの道のりは、気仙沼からいったん一関まで出てから、東北自動車道に乗って北上します。 花巻で東北道を降りたら、後は少々山登り。程なくして、大沢温泉に到着です。
大沢温泉に着くと、宿泊予約の名前での看板が出迎えてくれます。 ちょっとVIP気分で嬉しい演出ですよね。 フロントというより帳場、ロビーというより待合所という、なんとも風情たっぷり、昭和の雰囲気の建物です。
部屋は、和室。なんだか、田舎のおばあちゃんちに遊びに来ました☆という風情の、落ち着いた和室です。 気になる人からみたら、ちょっと年季の入った和室ですね。少々傾いているのかな? 部屋の真ん中にコタツがあり(訪問は2007年11月23日、シーズン初の大雪が降った直後でした)、 部屋は寒いですが、ストーブとコタツで、暖かく過ごせます。
さて、この宿の特徴ですが、「必要最低限以外何もない」ということです。 必要なものを必要な分だけレンタルして、宿泊するスタイルの、ちょっと合宿チックな、面白いコンセプトの宿です。
案内書より抜粋
「お食事も各自自由です。作るもよし、売店から買うのもよし。お食事処やはぎで召し上がってもOKです」 「炊事場:鍋、釜、食器、電子レンジ・・・炊事場のものは全て無料!!お客様の輪が広がります ガス⇔10円/7〜8分 ※ご利用後は洗って元の場所へ」 「売店:納豆、豆腐をはじめ、様々な食料品・雑貨からお土産まで!お肉・お魚類は前日の午前中までに申込で、取寄せもできます。 筆者注:トランクスも売ってます(400円)」 「食堂やはぎ:ご飯(一合)168円とみそ汁105円は、炊き出しコーナーで予約が可能です」
さて、大沢の湯の自慢は、4箇所のお風呂です。いくつもの棟が集まっている大沢の湯。少々迷路チックですが4つのお風呂があります。
1.豊沢の湯(24時間)
岩風呂になっており、夏季はガラス戸をはずして半露天になるそうです。 場所は帳場に向かって右側、突き当りのトイレを道なりに、ゲームコーナーを経て、 階段を降り、鉄扉を開けてホテル側に入ってすぐです。 ※シャワー、シャンプー、ボディソープ、ドライヤーつき。
2.大沢の湯(05:00〜00:30)
大沢の湯という名前がついているだけあって、一番の景観を誇る、素晴らしい露天風呂です。 ちなみに脱衣場だけ別の混浴だったりします。ほとんど男性のみですので、ご安心を。 男性の脱衣場は外にあり、とても寒いです。 場所ですが、帳場を正面にして左側。看板どおりに曲がって、やはぎの前を通り過ぎ、突き当りです。 ※ちなみに、シャンプー等は全くありません
3.薬師の湯(10:00頃〜07:30頃)
タイル張りのレトロなお風呂です。男湯の洗い場は3席のみです。 シャンプーなどはあります。完全内湯です。 場所ですが、帳場を正面にして左側。売店を右に曲がってまっすぐでわかると思います。
4.南部の湯(06:00〜09:00、14:00〜21:00)
大沢の湯の手前に看板があります。 別棟へ、いったん外に出てから橋を渡り、大沢の湯を見下ろすように建っている、木造のお風呂です。 ※シャワー・シャンプーなどあります
宿泊料金など
大沢の湯 自炊部
1部屋3名で、2,002円〜2,517円掛け布団210円、敷き布団210円、毛布210円、 マットレス179円、シーツ74円、枕10円、ゆかた210円、丹前浴衣263円、コタツ315円、バスタオル105円、ストーブ630円 など (筆者の例:大人5人で宿泊で、15,000円程度、でした☆)
送迎バス(花巻駅・新花巻駅 宮沢賢治生家前、新渡戸記念館、宮沢賢治童話村経由)
また、花巻駅から大沢温泉停留所まで、路線バスも出ています。
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